ノーマリゼーション奉仕団
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秋田県民会館 「ホール」にて、H19年3月30日、31日、4月1日開催

【講演】ノーマリゼーションフォーラム
■開催趣旨
 平成18年「障害者自立支援法」が施行され、施設に入所している15万人の障がい者の内、1万人を入所施設から地域へ移行する計画となっています。
デンマークのニルス・エリック・バンク-ミケルセンが、障がい者も健常者と同じ人間として、同じ生活条件をという「ノーマリゼーション」を実践理念としてかかげてから、半世紀が過ぎようとしています。
世界では、デンマークをはじめ、アメリカ、スウェーデンなどで大規模収容施設から地域生活へ移行されました。特にスウェーデンでは1986年から1999年にかけて、すべての障がい者入所施設が解体されました。
同じ人間として、障がい者の地域への開放をすすめるためには、何が必要なのか?
生まれてから亡くなるまでに、障がい者を支援するための様々な課題を、ライフステージごとに解決するには、どうすべきか?
地域生活支援サービスのない地域に住む、障がい者をかかえて全国の先進地に行けないお母さんをはじめ、すべての県民を対象に国内外の先進地から講師をお招きし、障がいを持つ方が地域で生活することについて皆で考え、理解を深めることを目的に開催します。
■プログラム

1日目「平成19年3月30日(金)」
16:30
 受付開始
16:50 開会アトラクション やまばと太鼓
      演奏者「剛&はばたき」   演奏曲 はばたき 

17:20 開会あいさつ
        来賓あいさつ 参議院議員 金田 勝年
17:30 オープニング講演「デンマークのノーマリゼーションについて」
       バンクミケルセン記念財団 理事長 千葉 忠夫
18:40 「インクルシブ教育を考える(インテグレーションから
                             インクルージョンへ)」 
       茨城大学教育学部教授 荒川 智
    (コメンテーター:秋田大学教育文化部助教授 内海 淳)
20:10 「重度障がい者対応グループホームについて」
      障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会代表
                                  室津 滋樹
    (コメンテーター:社会福祉法人雄勝福祉会複合施設
                       ぱあとなあ施設長補佐天野達)

2日目「平成19年3月31日(土)」
9:00 受付開始
9:30 特別講演「ディーゼル排ガスと障がいの発症について」
    1、「ディーゼル排ガス胎仔期暴露による障がいの発症
          ―研究の経緯とナノ 粒子の健康科学について」
                 東京理科大学教授 武田 健
    2、「ディ―ゼル排ガス胎仔期暴露の脳神経系への影響
                            ―病理学的解析」                  
                 栃木臨床病理研究所所長 菅又 昌雄
11:10 「障がい者の雇用支援について」 
      全国就業支援ネットワーク会長崎濱秀政 
    (コメンテーター:社会福祉法人秋田虹の会授産施設
          虹のいえ施設長・能代知的障害研究会会長桜田星宏)
13:40 「精神障がい者の地域生活支援について」
      北海道医療大学看護福祉学部教授 谷中 輝雄
     (コメンテーター:医療法人興生会精神障害者
                       社会復帰施設代表沼田由喜子)
15:20 「デンマークの特殊教育について」 
      デンマーク国民学校校長 リスベット クリステンセン
     (通訳・コメンテーター:バンクミケルセン
                記念財団理事長 千葉 忠夫)
16:30 「成年後見と権利擁護について」
        大阪弁護士会 弁護士 池田 直樹
     (コメンテーター:秋田弁護士会 弁護士 西野 大輔)      
18:10 「自閉症教育の実践について」
       〜筑波大学附属久里浜養護学校における実践より〜
       筑波大学附属久里浜養護学校研究部教諭 加藤 志保
     (コメンテーター:秋田大学医学部附属病院小児科医員
                                   渡部 泰弘)
19:50 「デンマークの就労支援と生活支援について」
       前デンマーク知的障がい者作業所所長 ベンツ ラアウアセン
     (通訳・コメンテーター:バンクミケルセン
                     記念財団理事長 千葉 忠夫)
3日目「平成19年4月1日(日)」
9:00 受付開始
9:20 来賓あいさつ
     衆議院議員 寺田 学 参議院議員 鈴木 陽悦
9:30 シンポジウム@「秋田県の地域生活への移行について」
     基調講演「長野県西駒郷の地域生活への移行について」
     長野県西駒郷地域生活支援センター所長 山田 優
     コーディネーター:秋田看護福祉大学
                   看護福祉学部 教授 柴田 博
     シンポジスト:秋田県知事 寺田 典城(交渉中) 
     医療法人こだま会長信田の森心療クリニック院長児玉隆治 
     社会福祉法人秋田虹の会授産施設 
            虹のいえ施設長・能代知的障害研究会会長桜田星宏
     岩手県当事者代表 高橋 俊肥考
     アドバイザー:長野県西駒郷地域生活支援センター所長 山田 優
13:30 シンポジウムA「入所施設の行方と親亡き後対策」
       基調講演 「障がい者の自立について」
        岩手県当事者代表 高橋 俊肥考
     コーデ゙イネーター:北海道医療大学看護福祉学部教授 谷中 輝夫
     シンポジスト:秋田大学教育文化学部助教授 内海 淳 
     障害のある人と援助者でつくる
         日本グループホーム学会代表 室津 滋樹
     全国就業支援ネットワーク会長 崎濱 秀政
     能代市社会福祉協議会会長 越後 鉄雄
     前デンマーク知的障がい者作業所所長ベンツラアウアセン
     アドバイザー:バンクミケルセン記念財団理事長 千葉 忠夫 

1.「デンマークのノーマリゼーションについて」
千葉忠夫先生(バンクミケルセン記念財団理事長、日欧文化交流学院院長)
【profile】ノーマリゼーションの父、ニルス・エリック・バンク-ミケルセンの理念を継承する者。バンクミケルセン財団理事長。日本学生のための社会福祉コースを持つデンマークの全寮制の学校、「日欧文化交流学院」院長。
2.「インクルシブ教育を考える(インテグレーションからイクルージョンへ)」
荒川智先生(茨城大学教育学部教授)
【profile】特別なニーズ教育、インクルージョン教育の第一人者。日本特別ニーズ教育学会(SNE学会)理事・編集委員長。(コメンテーター:秋田大学教育文化部助教授 内海淳)
3.「重度障がい者対応グループホームについて」
室津滋樹先生(障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会代表)
【profile】障がいのある人や高齢者が尊敬され独立した人として誇りをもって暮らすための方法を当事者とともに研究し、つくりだすことを目的に設立された「障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会」代表。
4.「ディーゼル排ガスと障がいの発症について」
1,「ディーゼル排ガス胎仔期曝露による障がいの発症―研究の経緯とナノ粒子の健康科学について」
武田健先生(東京理科大学教授、ナノ粒子健康科学研究センター長)
【profile】気中微粒子の健康科学―ディーゼル排ガスの健康影響(生殖系、脳神経に及ぼす影響)に関する研究からナノ粒子の毒性学を展望する研究の第一人者。
2,「ディーゼル排ガス胎仔期曝露の脳神経系への影響―病理学的解析」
菅又昌雄先生(栃木臨床病理研究所長)
【profile】東京理科大学武田健教授と共に、病理学の観点からナノ粒子の健康影響に関する研究を行っている。また、自閉症のほか婦人科疾患や消化器疾患など、原因や治療法が確立されていない疾患の病態を解明し、患者に還元される病理学研究を行っている。
5.「障がい者の雇用支援について」
崎濱秀政先生(全国就業支援ネットワーク会長、社会福祉法人名護学院理事長)
【profile】身近な地域における職業教育、職業訓練、職域開発などを行う約100ヵ所の全国就業支援ネットワークの会長。
(コメンテーター:社会福祉法人秋田虹の会授産施設虹のいえ施設長・能代知的障害研究会会長 桜田星宏)
※録音時の機材操作の関係上、1:25:11 頃に一時音声が途切れます。ご了承ください。
6.「精神障がい者の地域生活支援について」
谷中輝雄先生(北海道医療大学看護福祉学部教授)
【profile】大宮厚生病院のソーシャルワーカーから、たった一人と二人の精神障がい者の地域支援からスタートし、後に日本の精神障がい者の地域支援のモデルとなった「やどかりの里」(埼玉県)創始者。
7.「デンマークの特殊教育について」
リスベット・クリステンセン先生(デンマーク国民学校校長)
【profile】日本で最も「成年後見制度」の実践が進んでいる大阪府で、その推進の中核。また、日本の障がい者権利擁護の第一人者。
(コメンテーター:秋田弁護士会 弁護士 西野大輔)
※録音時の機材操作の関係上、1:13:04 頃に一時音声が途切れます。ご了承ください。
8.「成年後見と権利擁護について」
池田直樹先生(大阪アドボカシー法律事務所所長、大阪弁護士会 弁護士)
【profile】日本で最も「成年後見制度」の実践が進んでいる大阪府で、その推進の中核。また、日本の障がい者権利擁護の第一人者。
(コメンテーター:秋田弁護士会 弁護士 西野大輔)
9.「自閉症教育の実践について」
加藤志保先生(筑波大学附属久里浜養護学校(自閉症)研究部 教諭)
【profile】筑波大学附属久里浜養護学校(自閉症)。日本唯一の自閉症児専門の養護学校。旧国立特殊教育総合研究所附属養護学校。自閉症児の教育の専門校として、自閉症児教育のエキスパート校。
(コメンテーター:秋田大学医学部附属病院小児科医員 渡部泰弘)
※録音時の機材操作の関係上、1:01:36頃に一時音声が途切れます。ご了承ください。
10.「デンマークの就労支援と生活支援について」
ベンツ・ラアウアセン先生(前デンマーク知的障がい者作業所所長)
【profile】ベンツ・ラアウアセン先生(前デンマーク知的障がい者作業所所長)

 
 
 
第1回国際福祉フォーラム
(ノーマリゼーションフォーラム)
(H19.3.31〜4.1)
   
   
   
   
   
   
■日本本部
 東京都千代田区鍛冶町
            1-6-17
        合同ビル6階
 TEL:03-5256-6143
 FAX:03-5256-6858
■北日本支部
 秋田県秋田市手形山中町
              12-22
 TEL:018-838-6828
 FAX:018-838-4828
■南日本支部
 沖縄県石垣市字宮良
            1234-3
■お問い合わせ
*TEL(平日9時〜18時 )
*FAX(24時間可)
*e-mail
 nponormali@gmail.com

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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